2009年12月29日火曜日

現場の本音

本当に貧困は解決しなきゃいけないのか?
っていう内容で前かいたけど、そんなこと滞在一週間の私が言えることじゃなかったと思ってる今は。

 
今日は朝から2人の日本のお客さんが参加して一緒にアロマをまわった。一人は、世界を四年間放浪して教育の重要性に目覚めて通信で教員資格とって今は都立の高校で教えてる方。二人目の方もバックパッカーで面白いことしてそうな人。
そして今日はあずささん大さんひろぽんさんまーびんも一緒にアロマにいった。

今日は何が楽しみだったかって実際にスカベンジに参加できる日だったから。
スカベンジ=ゴミ拾いで、スカベンジャー=ゴミを拾う人
アロマの人々は9割以上がスカベンジャー。あとは炭を作る人とか。
彼らはゴミをひろいまくって一日何キロものゴミをジャンクショップに売る。売れなければその日の収入はない。

本当は政府からは写真を撮ることすら禁止されている地域にいってみんなとゴミ拾い。
スカベンジ用の小さな道具をかってゴム長靴をはいてゴミ捨て場に。

なんかもうカオス・・。
生ものの残骸、プラスチック、ネズミの死骸なんでもあり。
臭くて鼻で息吸えない。数メートルにもなってるゴミ山に更にトラクターからのゴミが押し寄せる。そこにみんな群がって我先にってかんじでゴミ漁る。
しかも動いてるトラクターのアームにまだはいってるゴミにまで群がってるから、ほんと危ない。
こんな場所からみんな、「使えるゴミ」を探し出して袋に詰める。
私たちにとってはゴミでも彼らにとっては日々の収入源。
あたしも必死に使えそうなゴミ探すけど、何が売れるのか売れないのかわかんないから近くにいるおばちゃんにいちいち
「これいい?これは?」とか聞きまくる。

ゴミに必死に群がってるひとたちもいる。かたや、あたしに使えるゴミを渡してくれる余裕のある人もいる。それはやさしさなのか?余裕があるのか?わかんなかったけど。

スカベンジがおわったと、みんなでジャンクショップに換金しに行く。
はい本日の収入16ぺそー。日本円にして約32円。いがいと売れるんだなってのが感想。

それから、いつものように建設作業を手伝う。
でも今日はほんとやることなかったな。笑 セメントづくり手伝って、運んで、あとは群がる子供たちと遊ぶ。子供ってすごいね。何あのパワー。

帰りは初めてジプニーと電車乗り継いでかえる。片道二時間弱。井口さんほんと尊敬です。
まーびんおすすめのお店にいったんだけどそこちょーおいしくて感動!さすがまーびん☆

今日の夜はホームステイに行くか行かないかでチーム内で意見が割れる。前々からいくかいかないかは議論に持ちあがってたんだけど、行くとしたら明日ということで話は大詰め。話は金銭面、安全面、衛生面の3ポイントに絞られる。
(金銭面:ボディガードに渡すお金 ホームステイ先に渡すお金)
あたしは俄然行きたい派で、数日間の流れでそういう方向になってて、結局行きたい人だけいくっていう結果に。あたしは次の日のホームステイに備えて早く寝ようとしてずっとブログ書いてたんだけど、途中でメンバーに呼ばれてまた話し合いに。

話し合いの内容は、結構ショッキングなこと。私たちがホームステイをするって決めたことで、実際に怖い体験してしまった方にそれを話させることになってしまった。

ホームステイしたいって思うまでの考えが間違ってたとは思わない。だけど甘かったなって思った。現地に行って数日現場を見ても所詮はお客さん。昼間にこにこ笑ってる人たちを見ても、夜彼らがどう変化するかわからない。お金が絡むと人は変わる。現地にきてわかった気になってた自分にお疲れ様ってかんじ。

写真も大部分公開します。撮って自分のパソコンにいれて満足なんてバカみたいだからどうにかしてうまい具合に公開したいんだけど、どうすればいい??ネット上でmixi以外だったらどうやって公開すればいいかな?mixiだと一眼の写真重すぎてアップ遅すぎるから。なんか知ってたら教えて。

なんかこんな話があがると信じられるのは子供たちの笑顔だけな気がするね!
ほんとにかわいいから!毎日飽きもせず絡んでくるし笑

っていうことを思った10日目でした。

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