2012年1月11日水曜日

Naive

今メディアで卒論書いてる(書いてる?)
テーマはソーシャルファイナンス。
ソーシャルファイナンスってのは、銀行が預けてもらった金をsocially goodなことに融資すること。
例えば社会問題解決を目指す機関に融資だったり。
大企業とかじゃなくて信用が低い個人だったり名のない機関に対して少し高い金利を設定して金を貸す。
ヨーロッパとかでは、自分の預けた金がどのように使われる買って言う事に関心がある人が増えてきていて、こういう仕組みが成り立っている。ソーシャルファイナンスもマイクロファイナンスと似てて、金融サービスを受けられる人々の範囲を広げたって意味で画期的である。
日本ではほとんどといっていいほど広まってない(NPO momoとか、非営利な物なららいくつか。ミスチルとコラボしてるAPバンクとかは有名だね)けどソーシャルファイナンスの日本での可能性について見てる。

留学から帰ってきて半年以上。
おかげさまで、ほんっっとうに色んな人に助けてもらって、就職も決まり、あと試験と卒業のみ。最近はわりかし楽しい生活を送ってて、酔っぱらって終電逃したりもしばしば。なんか「安住」してる。楽だ。
ただ、就職=自分の未来を考えて、未来に夢を託して、「今」は何もしなてこなかったなと思う。
現実と言い訳の狭間で良いところに就職して、4月から社会人になるわけで、社会人になる事は大事な事で、私的に人生でやらなきゃいけないことが4っつくらいあったとしたらそのうちの1つはチェックマークがつく気がする。

人生を二つのタイプに分けるとする。
攻撃と防御
攻撃するにはうまい防御を身につけて安定した土台で攻撃するのが良いんだろう。
だから防御は必要。
でも防御をして、安心してしまうことが、多い。
丈夫な鎧を着てそれが重くて動けずにいるか、その鎧を身に着けて戦いに出るのか。
鎧を身に着けずに戦いに出て刺されて死ぬのか。
戦いに出るのが人生の目的なら、後者でも良いと思う。
私は就職して、多分これから防御を身につける。

鎧を着ずに無防備でいつ刺されるか分からない状況に立つ事は、これからあるんだろうか。怖いんだろうなー。
そういう世界があるのを知りながら、その覚悟ができていないことをNaiveとよぶんだと思う。

別にすごい事したいとか、そういう願望はないけど、「こういう状況だから、自分の望んでた環境にいる事ができない」っていうのはないように。チャレンジできる環境にいるのに、しないのは無責任と、私がトルコにいるときに誰かが言ってくれたけど本当に無責任。
自分がhandleできるスケール以外で計る必要はないけど、一度は攻撃してみないと、無責任で終わっちゃうんでしょうか。
責任と言えば、社会人になったら自分の責任以外にも3重くらいの責任が輪になって重なるってくるんだろうな。笑 鎧+おもりじゃ、動けないかー。

そんな鎧なしの、ヒヤっとした経験をテストが終わった後のの旅行で少しできれば、今はやり残した事はないってことにして4月を迎える事ができるんじゃないでしょうかと言い聞かせてる次第でございます。

ポジティブにーポジティブにー