2010年11月19日金曜日

アメリカの貧困

まずまずゼミのみんなお疲れ様。
編集後記しか読んでないけど爆笑した。
そして謝辞のところに名前あげてくれてありがとう。。ほろり。感動したぜ。
これからみんなしゅーかつだね。頑張ってね。
そしてやりたい仕事について、毎晩ご飯ごちそうしてください。まだ学生の身なので私。
そして誰か東京でルームシェアしてください。お願いします。



さすがアメリカ。ミドルベリーにはボランティア団体がいっぱいあって
その中の一つのCharter Houseに参加してる。
主体は学校の近くの教会。教会の事務所に付属している大きな家に冬の間だけホームレスの家族を四組住まわせていて、
ボランティアが二人ひと組のシフトで24時間365日体制でボランティアする。
日本だったら絶対ボランティアでは回らないだろうなと思う。人たらな過ぎて。
でもこっちのひとって教会を中心に、for somebodyの活動がすごく浸透してると感じる。クリスチャニティー。
私日本では自分のためになることしかしてきてないから、こっちの人のボランティア精神って尊敬できるものがあると感じる。。

ボランティアの内容はごく簡単。
いくつかcharter houseの中のルールを守っているかどうかをゆるーくみまもってるだけ。
とくに何もないときは二階にあがって勉強してていい。一回のシフトが4時間だから結構長い。

この前二回目のシフトにはいった。
ここで一緒にシフトはいったシンガポール人のYuanを紹介。彼は一例のキリスト教のディスカッショングループをやってくれてるメンバーの一人。
三年生なんだけど、徴兵制をおえてるから今23歳とか。のびたくんみたいなメガネして、きらきらした目してて、学校一好かれてる人だと思う。かわいい人格者ってかんじかなー。
シリアスな話題に抵抗なく人を巻き込むのがうまいし、ひとつひとつに自分の考えを持ってるから話してて面白い。
私の周りのシンガポール人面白い人多いんだけど、彼らがシングリッシュ(シンガポールイングリッシュ)で話し始めるとアクセントが強すぎて誰もついていけない。(彼らはそれを売りにしてる。笑)
he is one of the people i respect in Midd.

現在は4組の家族がcharter houseにすんでる。
子供4人のカップル(0歳、1歳、4歳の双子)の家族
赤ちゃん一人のカップル(おくさんはカナダのindegenous group出身)
シングルマザーと8歳の男の子
65歳くらいのカップル

去年の住人達はあまり仲が良くなかったらしいんだけど、今年は年取った超陽気なカップルのおかげか明るい雰囲気。

この前いったときは子供がちょうど全員家にいるときで、完全こもり状態。
しかもTravern(8歳の男の子)がADHDをもってて、(常に落ち着いていられない状態にいるシンドローム)ずっっと騒いで暴れて家の中駆け回って、それに追随して他の子供も暴れまわって保育園状態だった。。。
Travernはそういう年なのか、育ちのせいなのか、8歳の男の子とは思えないような口のきき方しててびっくりした。。

ようやく子供たちをしづめたとき、Erenっていう男の人が部屋にはいってきて身の上を話し始める。
charter houseにくるまでは友達三人と車の中で生活してたんだけど、ある日他の車に衝突されて車が炎上。
車の中の生活のすべてを失った彼は3カ月路上生活。ちなみに保険金はたったの500ドル。アメリカの民間の保険は超高いからすごい安いプランに入ってたんだと思われる。それで、しばらく他のshelterで暮らしてたんだけど最近こっちに移ってきたらしい。今月奥さんがカナダに帰るらしくて、彼はビザがないからアメリカに残って仕事を探すらしい。しかもカナダにいっても奥さんの出が原住民の家族だから受け入れてもらえるかもわからないって言ってた。

年取った夫婦は、奥さんはスーパーで働いてるんだけど、夏の間はずっとテント生活だったらしい。

この活動は、まだまだこれから。

来週のThanks GivingはYuanの提案によって学校から補助金もらってパーティーすることになった。
charter houseのひとたち喜んでたなーー。なんかYuanのこういうこと自然に提案できちゃうところもすごい好き。
Thanks givingはアメリカ人にとってはちょっとしたイベントでこれをこんな形で祝えるとは思わなかった!

バーモントって白人人口がアメリカの中でもトップくらいに高いし、ニューイングランドの独特の古き良きアメリカっていうイメージだったからバーモントにもホームレスがいるなんて思わなかった。
アメリカは日本以上に「滑り台社会」。このままだと日本もこうなるのかな。
滑り台社会を変える人、滑ってしまった人を支える人の両方が必要。この両方を組み合わせたような仕事がしたいと思った。


ミドルベリーっていう小さいそれ自体で完結した環境にいると、頑張って外にでようとしないとMiddlebury Collegeを知るだけで終わっちゃうのがもったいないと思った。
でも毎晩図書館から家もどるとき、一日やなことあってもミドルベリーきてよかったなーって思う
ここにくる機会を与えてくれた人、直接送り出してくれたみんな、たまに連絡してくれる友達、こっちにきてからも支えてくれてるみんなに感謝です。ありがとう。


明日はISOショーだーーーーー!!!!!
ダンスとファッションショーのセクションがあって、昨日リハーサルだったんだけど、思ってた以上にみんな気合いは言ってて、衣装きてダンスするとすごい完成度が高く見えて、それが30組も発表するなんておもしろいーーーー^^とにかく衣装が素敵!チベットダンスも、バーモントにあるチベット人コミュニティから友達がわざわざ来るまでに時間かけてとりに言ってくれたおかげですごい素敵な衣装を手に入れられた!
ちなみにラテンダンスの衣装はレギンス一枚にタンクトップ。こっちではレギンス一枚ではくのファッションなんだよね。はじめてやったけどまじ恥ずかしかった。しかも日本のレギンス一枚だと薄くて透けてこまった。笑 

そして、こういう留学生が主催する大きなイベントに参加してくるアメリカ人はみんな少し変人でまた面白いw


うおしゃー!!

2010年11月7日日曜日

almost winter ohhhhhh noooooo

今日は土曜日。
ISOダンスの練習があっていろんなひとと遊んだw
今日の出来事をどう書いていいのかわかんないんだけど、なんかーああああってかんじ。

最近、一番中のよかった男友達がゲイであることが判明したんだけど(男の子なのに警戒しなくていいって意味で個人的にはちょっと嬉しかったw)
その子の部屋でフランス語の音楽きいたり、サウスパークの汚い日本語訳のニコ動みたり(なんでニコ動しってんだよ)なんだりしてぶらぶらしてた。彼はフランス語堪能、日本語もすごくうまい。
やはり語学ができる人は語学を習うんじゃなくて”surround oneself with that language”。日本&フランスの音楽も映画もすごく詳しい。
最近はもう慣れたけど、外国人の口から私の知らないアニメの名前がでてくるって結構びびる。
昨日、学校のfriday filmで、レズビアンの夫婦とその子供が彼らの精子提供者を探していろいろある、っていうアメリカの映画を見たんだけど、それに関連してゲイの話に。
私はゲイの初めての友達はフィリピンでできた。すごい頭よくておもしろくて、こっちであった人だいたいがそうなんだけど、みんなとっても優しい。こっちでは10人に一人がゲイだっていう話をよくきくけど、日本にもたくさんいるってことだよねー。全然わかんない。

最近の宗教の話のこととかも話したんだけど、彼はゲイであるってことで教会のひととうまくいかなかったり、そういう経験があるから
アメリカ人で、クリスチャンとして育てられたにもかかわらず、キリスト教は信仰してないそう。
ゲイがキリスト教で禁止されているかという話で、それも聖書の解釈の仕方だとか、それが書かれている同じページにも「レイプされた女が処女ならその人と結婚しなくてはいけない」「処女じゃなければ、その男女両方とも処罰」など現在では絶対に適応されない話がたくさんかいてあるなかで、「同性愛は罪だ」という文章だけが拾われて適応されてるとか。

留学してから今までの体験から、現在のキリスト教に対する感想は、なんでこんなに矛盾だらけなのにこんなにたくさんの人が信仰してるんだろう。っていうもの。そして矛盾をも信じ込んでしまうっていうのは幼いころからの教育なのかな。仲のいい子にクリスチャンが多いから、なおさら不思議。そしてキリスト教を信仰してる、がゆえに、なのかどうかわかんないけど心が豊かっていうのも不思議。

っても、まだ小さいミドルベリーの小さい小さい割合のひととしか関わってないからまだ分かるわけないか。
でも分からないなりに自分の考えを言えるようにしたい。何も言わないのってずるいしもったいない。


そんで夜中パーティーいって、(今日のパーティーはペンキパーティー。白いTシャツきてってペンキっていうか絵の具をお互いかけあってっていう日本だったら頭おかしいんじゃないかって思われるようなパーティー。)まじやはりアメリカ人ちゃらい。手が早すぎる。ふつうにああいうことしといて次の日普通の顔してるのが許せないwもはや文化なのか。
その後チベット人とアメリカ人の友達と部屋でごろごろして、おかしたべまくって(夜中二時。最近足が明らかに太くなった。悲しす。)
なんかなんとなくチベットのこの小さい頃の話になって、インドへの逃亡生活の話になって、その後アメリカにわたったあとの生活の話になって。。。まじショッキングだった。
チベットから、ネパールを通ってインドまで徒歩二ヶ月半。その子のお父さんはチベットの僧侶で、政治問題に絡んでアメリカに逃亡。そのあと、そのお父さんが友達とその子の兄弟をチベットから脱出させるために大金をはらってガイドをつけて脱出させたらしい。
友達はガイドと、30人の他の子供と脱出したらしいんだけど友達はお父さんが大金を払ったから、食べものがあったらいつも最優先にもらってたし、隠れなきゃいけないときはいつも一番安全な所にかくまってもらえたらしい。(空気穴をあけた木箱に詰められて隠れてたこともあったらしい)9割の子が凍傷で脚とか手の指をうしなったなか体には何の問題もなくインドについた友達は”i was lucky”っていってたけど周りが傷ついてる時自分だけ大金を払ってもらったからといってすべて最優先に自分が扱われるって、どんな気持だったんだろう。
しかも最後についたときには30人→25人しかいなかったしい。

中国に占領されたからってチベットからlegalに抜け出す方法がなかったわけじゃないみたいなんだけど、そのためには「Chinese Passport」が必要で、それを手に入れるためには中国人だってことを認めなきゃいけないらしい。娘たちの命にかえてもそれをしなかった友達のお父さん、そして多くのチベット人。その子のお父さんに会ってみたいと思った。


ゲイの友達も、チベットの友達も、自分のissueを語るときの力強さには本当に訴えかけられるものがある。
そういう人がそういう発言が少しずつ世の中を変えていくのだ。というありきたりな言葉に置き換えるしかできないんだけど
どん底を経験してそっから抜け出せた人って本当に強いんだなって思った。

ボスキャリで、ある企業に「挫折した経験ありますか」ときかれたことや、こっちにくるまえに話した社会人の人に悩みを話した時に「ゆうこちゃんって挫折とかどん底あじわったことないんだね」みたいなことを言われたことをすごい思い出した。
アイセックの研修面接で今までで一番つらかったこと聞かれた時も、「高校生の時彼氏に振られたことです」って大真面目にいってしまうくらいだからね。笑 いや実際辛かったからね。笑 まあ挫折といえば挫折だけど、この時も超友達に助けられて自分で立ち上がってない気がする。ひよっこひよっこ。
「常に自分にとって大変な道を選べ」っていうM越先生の言葉も思い出す。


そういえば早くも春学期の履修登録を迫られた!
来学期の授業は多分以下のにする!この授業じゃ進級できないかも。笑

引き続き一年コースのフランス語の最終クラス
International Finance (ふぁいなーーーーんすうほw)
The politics of humanitarian action
Comparative development strategies
あと哲学の授業auditしようか迷ってる。まじ進級できなそう。。。。。まあいっか。いや親的にはだめなのかな。どうなんですかお父さん?



土曜日曜ってすぎるのはやすぎ。はあああ。

おやすみーん

2010年11月4日木曜日

べんきょーって

留学終わったら私頭よくなってるのかなーって考えた。
帰国後自分で何も変わってないと思うのはやだし、何より応援してくれた人に顔向けが出来ぬ。本当に。だからどうにか少しは頭良くなりたい。笑

最近、大変な授業二つの区切りがついて、昨日今日って余裕があった。
そこで私が何をしてたかというと。。友達とゆーくりごはんたべたり話したり寝たりしてた。別にいいことなんだけどさ。

こっちきて勉強ちょっと好きになったかなとかいって、結局私の満足するのは新しい何かに挑戦して、それに対して時間が使われてるってことなんだなっておもった。
だってー本当に途上国に興味あったら毎日新聞読むし毎日何かしらそれについて知ろうっていう努力をするはずなのにしてないじゃーん。
なんか途上国っていう今までに知らなかった場所に行って・見てっていう自分の中で新しいことをしてるのが楽しかったんじゃないかーなー。

自然と情報収集できるのが、そしてそこからいろいろつなげられるっていうのが私の考える頭のよさな気がしてきた。
知らないからその先も興味を持たないだけで、知ればその先もっと知りたくなって
eventually誰にも何も言われなくても興味のあることを授業外でも追及することが自然とできるようになりたい。

小さい時から、五歳のとき一人で日本に帰国するとかそういうactionはとれる子だったけど
なにかを深く考えるって昔も今も苦手。そして自分の考えが浅いのを誰かに突っ込まれると逆切れ。笑 特に家族に対して。

目の前にあることを、目の前にある宿題から逃げてはだめだーーー。その宿題をやることでまた道が開けるからー。多分ー!!そうだと信じたいー!


なんか明日の気温-8℃って出てたんだけどなんかの間違えたと信じたい。