2010年1月3日日曜日

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます!!
今年もよろしくお願いします!

あー帰ったら次の日から学校だ・・。でも5限からだしゆっくりできる!
あーみんな「もち食べ過ぎたー」とかいってるんだろうな。
うちらは「あーマンゴー食べ過ぎたー」だよ。笑

この数日、旅行にいってました。せっかくフィリピン来たんだから観光もしようよってことで。
夜行で9時間くらいのバナウェイっていう世界遺産のrice field(棚田)があるところにいきました。
なんと世界七不思議だそうで。
一泊二日、車中泊だったから結構タイトだったけどおもしろかった!
1日目はジープ貸しきって1時間半山登って、往復3時間くらい歩いて滝までいって歩きながら世界遺産の景色みて超よかった!フィリピン超自由でみんなジープの上にのぼってるんだけど、それすると眺めがさらに良かった!
二日目は片道3時間ジープにのって洞窟をみにいった!これも超レア体験!胸あたりまでたまった水とかにふつーにふくではいって洞窟を這いつくばって動いてった。
そのあとの韓国料理がまたおいしかった!やっぱアジアの食べ物はおいしい!


最近の出来事。
29日はホームステイの代わりにごみ山の人たちとおひるごはんを作っていただいた!
30日はもっかい炊き出し。

最近ごみ山の人たちに言われたことで印象にのこった言葉
"how do you like this place? The place is not very nice but the people are nice isnt it!"
"Are there poor people like us in Japan too?"
なんか、彼らも自分たちが貧しいってわかってるんだなって、当たり前のことだけど思った。
二つ目のセリフは子供たちに聞かれたんだけどなんか衝撃だった。めちゃ悲しそうな顔してたし。



今日はまた服あげたんだけど、
前回は完全自己満でなえーっておもってたけど、炊き出しとかも2回目やった時点で
炊き出しとか服あげるのとかって彼らに楽しみが増えるって意味でいいことなのかなっておもった。井口さんの言葉をお借りします。

今このブログかいてて右隣にいるともこ(休学中・フィリピンのNGOインターン生)にどう思うって聞いたら
「感覚がマヒしてきてよくわかんなくなってきた。でも必要性は感じない。ただあげるだけじゃなくて、これをしたひとには先に選ばせるとかそういう風にしたほうがいいと思う。」(今日、後ろから勝手に服とってく子とかいた)

確かに。必要性はあたしもあまりかんじなかった。ただあげるっていうのも微妙な気がする。


次に左となりにいるあやかに聞いたら
「なべ(他のメンバー)の所属してるサークルではめっちゃ低価格だけど値段付けて物を売るっていってた。そしたら服かってにとってったりしないし、自分で買ったってことで大切にするだろうし」

ふむふむ。こういちろうがいってたようなことかな?
ただあげるだけじゃなくて自分で買うことで物に感謝したり、多少なりとも値段をつけてうったほうが確かにいい。

だってなんか、ぽいってあげてそのものに対して感謝しろなんて無理だよね。

今日も、一列にならんでもらって服と靴をあげたんだけど
渡した服がいやだっていうひととか交換してって持ってくる人とかいて、気持ちはめっちゃわかるけど、してほしくなかった。もらったものに不満もったひとだっているだろうし。だから5ペソとかでもいいから、値段付けて買ってもらうのはいいのかも。

今日服配りおわったあとに話した女の子は、はじめ会ったときはめっちゃ不満そうな顔して、
「一枚しか服もらえなかったから悲しい。」とか「こんな服だったらマーケットでかえる」
とかめっちゃ腹立たしいこと言ってきたんだけど、しばらく話してるとだんだん彼女の表情もかわってきた。
文句言ってる時とはうってかわってすごいかわいい。
彼女は学校に通ってるらしくて英語と音楽の授業が好きで、めちゃ歌がうまかった。タイタニックの主題歌を一緒にうたいまくった。よかった私この曲しってて笑
その子はいつも午前中に学校行って午後にスカベンジしてるらしい。
それを笑顔でいわれてまた衝撃だった。


やっぱ物をもらうことになれると良いことないんだろなー。
スカベンジも毎日の作業になると慣れてきて、そんなにいやだとも思わなくなる。むしろその中で成果を上げることにがんばっちゃう。だから抜け出せないんだって改めて思った。
笑顔で言われちゃうと笑い返すしかないし笑 がんばってるねって。



ちょっと嬉しかったことは29日に、ごみ山に住む人のうちにいっておひるごはんをごちそうになったこと!
材料費とかは自分たちで払ったけど、ごはんは全部つくってくれた。
まずみんなで市場まで買い物行った。
その市場がまた汚い所にある市場で魚にも大量にはえがたかってた。でも肉より魚のほうが安いから魚をかって、あとまたハエのたかってる米と調味料をかって家にもどった。

家って言っても色々あつめてきて自分でつくった日本で言うほったて小屋みたいな家。2000ペソで立てたらしい。日本円で4000円ほど。でもごみ山にすむひとたちにその金額を稼ぎ出すのはすごい大変なことだったと思う。

中はきれいにしてあって服もきれーにたたんであってキッチン道具も清潔。トイレはないけど流し場みたいなところがあってきれいに掃除してあった。
おくさんが料理してくれたんだけど、今はだんなさんと二人暮らしで近々ごみ山から引っ越すらしい。

彼らはあの地域にめずらしく、スカベンジは一度もやったことないらしいんだけど、親とかその親とかがごみ山に住んでたからそこの土地に家を建て直して住んでいる。
すごい良い傾向だと思った。
少なくとも彼らはまた違うごみ山に越すことはないだろうし、そっからその子供たちもごみ山の子供たちと違う生活をおくって
今の流れを一家族ずつ脱すればいいなとおもった。
そして目的があれば貯金するんだなっておもった。

日本だと、子供とか実際あたしも小さいころお小遣いもらったらとりあえずちょきーんみたいな。
100まん当たったら何しますか?の質問に貯金って答える子いっぱいいると思う。
でもフィリピンだったらどうするだろう?明日子供たちに聞いてみよう。

作っていただいたご飯は魚のフライとお米。
魚にかけるソースはしょうゆにトマトとたまねぎとトウガラシがはいっててめっちゃおいしかった!!!
魚だけじゃなくて米にも大量にかけてみんなでぺろっといただきました。ごちそうさまです。

フィリピンでは客人をもてなすのが大好きらしい。貧しくてもよろこんで出す。
トルコもそれに関してはすごかったな。そういうのって素敵だと思う。
日本ってそういうイメージあるけど、実際どうなんだろう?若い家庭とかそうでもない気がする。
やっぱ日本人ってけちなのかな?フィリピン人もお金が絡むと相当けちだと思うんだけど
その辺すごい親切なのが不思議。




あー今日もまためんどくさすぎて写真アップできなかった。
picasaちょっとやってみます。ありがとまなみ。ただ、写真を限定してアップできるのかどうか・・。

おやすみなさーい。

1 件のコメント:

  1. 稲毛です。あいかわらず若気溢れる毎日ですね!

    これを読んだ後、今日の夕飯を買ったときに“だいたい1週間分の夕食代で家が買えるのか…”と考えて複雑な気持ちになりました。

    確かにものをあげることについては難しいですね。単純にあげるだけじゃいけないんだってことは現場にいないと気付かないことだと思うんで、寺前さんの発想力をつけるのにすごくいい機会になると思います!(他人事みたいでごめん)

    人ってそこにただ“ある”ものにはなかなか感謝できない生き物だってことは最近の僕もすごく実感しています。なくなってからようやく気付くものです。
    服についてもこれを応用したらいいのでは?と少し考えてみましたが僕ではなかなか思いつきません・・・。もうちょっと考えてみます。

    日吉には実は水曜日にバイトでよく行きます。前スタバにいったら誠也さんが働いてました笑。仕事中なので話しかけられませんでしたけどね。日吉に行くのは夕方なので、あの懐かしいスタミナ丼やナシゴレンはもう食べれません…また食べてみたいものです。
    あと、まだわからないですが来年に三田でなにか教養か外国語の授業をとろうかと考えています。外国語については医学部の英語の授業が最悪だから笑。実践的な英語力って外国語教室で身につくかわかりませんが… 
    教養についてはなにかおもしろいものがあったら教えてください。それとも医学部生は履修できないのかな?

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